あらすじ

エルフも勇者も帰ってこない。転生者キヨスケが至ったのはダンジョンの代わりになぜか『因習村』が乱立する致死率十割超えの最悪な異世界だった。 しかし、生前はホラーが好きだったキヨスケだけが、死亡フラグを見抜き、命からがら生還することができた。だが、そんな彼の精神も徐々にやつれていく。 「こんな異世界、誰が転生させろと言った!」 そんな彼がパーティのガイドとして雇われるも「触るな、聞くな、入るな」と慎重すぎる態度を無能と断じられ、追放されてしまう。 悔しさと絶望の雨の中、怪異の生首から逃げる彼の前に現れたのは、聖女リンゴ。「誰にだって居場所はあるものです」と微笑む、白い衣装の少女。 ──だが、彼女には誰にも言えない『もう一つの顔』があった。 「もっとわたしが、人を殺すのを見て」 殺人聖女〈ラゼン〉。聖女リンゴが「覚えていない」もう一人の自分。 これは、ホラーの知識しか持たない無能転生者と、自分の殺人衝動を直視できない聖女、表のリンゴと裏のラゼン、それぞれと別々の契約を交わした男の、最終絶叫生存計画。 化け物には、化け物をぶつけろ。

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カクヨム
カクヨム2026/05/21
  • 現在の作品ダンジョンの代わりに因習村が乱立する異世界転生 〜能力なしの転生者、無能扱いされてパーティを追放されたので殺人聖女と契約してこの異世界を生き残ります〜