あらすじ

私ね、こう思うんだ。 本当に叶えたい願いって、『叶っちゃいけない』時があるんだって―― 広島市内のどこか。 片隅にあるバー『泡沫』で私たち三人は働いています。 泡沫には時折、『どうしても叶えたい願い』を抱えた人々がやってくるんだ。 探し物を見つけて欲しい 過去をやり直したい あの人の笑顔が見たい 行き場を失った願いを抱えて、それでも叶えたくてどうしようもなくて。 そんな人達が、私たちに尋ねてきます。 「私の願い、叶いますか?」 そういう人達に、私たちは答えます。 「分からないよ、そんな事!」 ――うそうそ、そんなのはたまにしか言わないよ。 叶えられるものはちゃんと、叶えるから。 そうじゃなくても、ちゃんと聞くよ。 だから、まずは私たちの所に来て欲しい。 『泡沫』であなたが来るのを、待っています!

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小説を読もう2026/05/21
  • 現在の作品泡沫のくるり