あらすじ
プロ試験に落ち続け、絶望の底にいた18歳の院生・新藤 蓮(しんどう れん)。
ある日、激しい落雷とともに、蓮は独自に開発した世界最強の囲碁AI『タイパン』ごと、200年前の江戸時代へとタイムスリップしてしまう。
そこは、四つの家元が命を削り、将軍の御前で打つ「御城碁(おしろご)」を目指す、囲碁が国技の格闘技だった時代。
ひょんなことから江戸の天才棋士・安井算知と対局することになった蓮だが、脳内でタイパンが告げた勝率は【99.99%】。現代AIが導き出す「三々入り」や「星の布石」は、江戸の棋士たちの常識を、文字通り粉々に破壊していく——。
歴史上無敵を誇る「棋聖」本因坊秀策をも圧倒し、少年はAIとともに江戸囲碁界の頂点へと駆け上がる。
しかし、クライマックスの江戸城決戦の最中、突如AIに致命的なエラーが発生し——!?
チートAIを宿した少年が、己の手で本物の「神の手」を掴む、異次元の囲碁SFファンタジー!