あらすじ

婚約者の一番は、いつだって幼馴染のメルンシアだ。 後回しにされるのも、二番手に甘んじるのも『これは政略結婚だもの』『メルンシアは体が弱いから仕方ないのよ』……と、フローラは自分を納得させてきた。 だけど──彼女は思い出した。 (ここは小説の世界。私は儀式に捧げられる生贄……!) 婚約者の【大切】は、メルンシアだけ。 自分の行く末が生贄だと知り、フローラは目が覚めた。 (やってらんないわよ……!!) 愛のために振り回されるのも。 【私】を良いように消費されるのも。 フローラは決めた。 【良い子】の私はもうおしまい。穏便に儀式の生贄役を降り(婚約解消し)て、穏やかで平凡な幸せを手に入れよう。彼女は手始めに、自分のスキルで一儲けすることにした。 (いいでしょう、愛を取るというのならどうぞご勝手に) フローラは、自分の意思で人生を掴み取る決心をした。

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小説を読もう2026/05/21
  • 現在の作品【書籍化企画進行中】公爵令嬢フローラの選択