あらすじ
死んだ巨大龍の上に、人々は世界を築いていた。
少年レンは、毎朝ふしぎな夢を白い札に描いている。
閉じたまぶた、赤い川、鐘の丘、そして黒い丸。
ある朝、夢見院の天井から、少女セラが落ちてきた。
彼女が持っていた古い夢札には、レンの夢と同じ景色が描かれていた。
「私、この絵の場所へ行く」
追われるセラに巻き込まれ、レンは初めて外の世界へ踏み出す。
夢札に描かれた地図を追う二人は、やがて知ることになる。
死んだはずの龍は、本当に死んでいるのか。
これは、死んだ龍の上で暮らす子供たちが、世界の本当の姿を見つけに行く冒険譚。