あらすじ

これは、桃太郎の供として鬼を倒した犬と猿と雉が、その後どこへ行ったのかという話だ。 凱旋の夜、英雄は屋敷へ消え、三匹は月明かりの道に取り残された。 誰も三匹の名を呼ばなかった。 犬は正直じいさんのもとへ駆け戻り、自ら土を掘って恩に報いた。 猿は鬼を倒した自負を抱え、川岸の蟹に手を伸ばした。 雉は鳴くことが役割だと信じたまま、貧しい村で一声を上げた。 三匹はそれぞれ、別の昔話の中で名を残した。 ただし、桃太郎の供であった一匹であることは、もう誰も知らない。

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小説を読もう2026/05/21
  • 現在の作品鬼を倒した三匹のその後〜犬は花を咲かせ、猿は討たれ、雉は鳴きました〜