あらすじ

美術大学に通う青年・淡口珊瑚(あわぐちさんご)は、「芸術に意味なんてあるのか」と悩んでいた。 そんなある日、彼は“自由な絵”が禁じられた異世界へ転移する。 そこでは絵画は王家の壁画のみ。庶民が絵を描くことは忌避され、キャンバスも絵の具も存在しない。 そんな世界で珊瑚は、塗装屋の娘・シェルと出会う。 彼女は父の仕事用の染料を使い、“壁画の練習”と称して密かに家の壁へ絵を描いていた。 鉱石から絵具を作り、動物の皮から油を作り、絵の枝から紙を作る――。 異世界の風土に苦戦しながらも、二人は少しずつ"芸術"を広め、興していく。

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小説を読もう2026/05/21
  • 現在の作品異世界美術史