あらすじ

かつて「厄災の魔女」と恐れられたイリーナは、転生者に魔法を丸ごと盗まれた。今できるのは、音や衝撃をわずかに増幅するだけ。 残ったのは——嘘をつく才能と、底なしの食欲だけだった。 転生者(犯罪者ばかり)が支配した帝国は壊滅し、逃げ散った残党を追う「ビンゴブック(賞金首リスト)」が世に出回る。 イリーナは魔法ゼロの弟子リンと二人、謎のパトロンから届く黒封蝋の封書を受けて賞金首を狩る日々を送っていた。 イリーナの仕事は、演技と偽装でターゲットを罠に誘い込むこと。 リンの仕事は、毎回の失敗を設計図に記録し、改良した罠で獲物を仕留めること。 二人とも戦闘力は絶望的。だが、嘘と罠の組み合わせだけは誰にも負けない。 悪を裁く正義の味方? 違う。私刑組織の下請けだ。 それを知った上で、イリーナは今日も言う。 「楽しみ」 魔法を盗んだ転生者「ゼルガ」を追い、奪われた力を取り戻すため—— 嘘つき魔女と罠師の弟子が、異世界の最悪の犯罪者たちに挑むピカレスクロマン。

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カクヨム
カクヨム2026/05/21
  • 現在の作品フェイク・ウィッチ・ビンゴブック