あらすじ

親に寝たふりを決め込み、僕は、片想い中のクラスメイト・片桐さんをこっそり町外れの丘へ誘い出す。目的は、年に一度だけ見えるという流星群。懐中電灯、古い望遠鏡、そして胸が爆発しそうな告白未満の言葉。完璧な夜になるはずだった。 ところが、片桐さんが空を見上げて「来てよかった」と笑ったその瞬間、僕の腹に宇宙規模の異変が走る。冷や汗、遠のく星座、揺れる膝。トイレまでは遠い。青春は近い。限界はもっと近い。 最悪の夜は、最高に忘れられない夜になる。 星よりも遠かった彼女との距離が、少しだけ近づく、青春ファンタジー便意譚。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/05/21
  • 現在の作品午前二時の観測者たち