あらすじ
『概念交差(オーバーライト)』――それは、世界の法則すら上書きする最悪のギフト。
毒を花びらへ。
不死を寿命ある肉体へ。
そして、“無敵”すら無効化する。
そんな規格外の力を持つ白銀ハヤトは、退屈を紛らわせるため、神々と魔王が争う異世界『箱庭』へ降り立った。
コミュニティ『ノーネーム』を襲う魔王の眷属を一瞬で消滅させ、黒ウサギを戦慄させたハヤト。
その圧倒的な力に興味を示したのは、同じく最強の問題児――逆廻十六夜だった。
「ルールを壊す」十六夜。
「ルールを書き換える」ハヤト。
本来なら決して共存しないはずの二人が、時に衝突し、時に共闘しながら、箱庭のギフトゲームと魔王たちを掻き回していく。
だが、気まぐれな魔王を名乗るハヤトの行動は予測不能。
ギフトゲーム中にルールを改変したり、
神格持ちを煽ったり、
会場を畳に変えたり、
黒ウサギの胃痛を悪化させたり――。
これは、最強の概念改変者が、箱庭世界を好き勝手に上書きしていく物語。
――“世界法則? その程度なら書き換えた”