あらすじ

王宮舞踏会の夜、公爵令嬢エルミナは、王太子レオナールから突然の婚約破棄を告げられた。 「貴様は偽の聖女だ」 エルミナは静かに礼をした。 「婚約破棄、確かに承りました。 では、聖女加護の提供を停止いたします」 その三秒後、王太子殿下の金髪が散った。 エルミナが婚約者として提供していた聖女加護、計五百五十件。 頭髪保護。 寝癖抑制。 肌荒れ防止。 空調安定。 聖女候補の光演出補助。 寝起き声爽やか補助まで。 婚約破棄により、契約条件を満たさなくなりました。 ただいまをもって、順次停止いたします。 怒らず、泣かず、ただ契約通りに。 王太子殿下の頭皮は、自己責任でございます。

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小説を読もう2026/05/21
  • 現在の作品聖女加護、解約済みです。王太子殿下の頭皮は自己責任でございます