あらすじ
放課後、バスケ部の練習を終えた花咲葵(17)は、自転車でいつもの帰り道を走っていた。汗ばんだ制服姿で、今日の練習の余韻に浸りながら住宅街の路地を進む。
突然、幼い女の子の悲痛な叫び声が耳に飛び込んできた。
路地の奥で、小学生の女の子が不審な男に無理やり連れ去られそうとしている場面を、葵は目撃してしまう。
一瞬の迷いもなく、葵は自転車を投げ捨て全力で駆け出した。
鍛え上げられた身体と、バスケで磨いた瞬発力と勇気を武器に、彼女は犯人に立ち向かう。
「その子を離して!」
夕陽が沈みかけた路地で、女子高生と誘拐犯の激しい衝突が始まる。
恐怖を押し殺し、必死に抵抗する葵。守りたいという強い想いが、彼女の拳と脚に力を与えていく。
普通の女子高生が、命がけで小さな命を守るために戦う——。
放課後の静かな住宅街で、予想もしていなかった壮絶な逆襲劇が幕を開ける。