あらすじ
怒りは処分対象。感情(コード)が管理された国家で、妹を殺された少年が禁忌の《WRATH》で“正義”へ牙を剥くダークヒーロー譚。
舞台は近未来の都市国家。人々は「感情(コード)の暴走」によって特殊能力を持つ“覚醒者”として変異する世界。
暴走しないために人々は感情を表に出すことを抑制するよう教育され、街中いたる所にある感情スキャン装置で監視される日々を送っている。
覚醒者となった者の中でも、犯罪に走るものは覚醒犯罪者「レッカー」となり、そのレッカーを取り締まるものは対レッカー治安維持組織「セラフ」に入る。
コードのなかでも《WRATH(怒り)》の覚醒は最も強力だが同時に制御不能であり、覚醒=暴走=レッカーとして、即処分対象とされていた。
感情を抑制された人々が政府の言いなりになっているディストピア的世界で、この物語は始まる。