あらすじ
世界最強の対テロ組織「ミスリル」。
その切り札である強襲揚陸潜水艦《トゥアハー・デ・ダナン》へ、一人の青年士官が配属された。
マイケル・S・ウォルター少尉。
銀髪と灰色の瞳を持つその男は、AS(アーム・スレイブ)戦・白兵戦・戦術指揮、その全てにおいてミスリル最上位クラスと噂される“特務少尉”。
彼に与えられた任務はただ一つ。
艦長にして「ウィスパード」である少女、テレサ・テスタロッサの専属護衛だった。
最初は冷徹すぎるマイケルに戸惑うテッサ。
しかし、どんな危険からも自分を守り抜こうとする彼の不器用な優しさに、少しずつ惹かれていく。
一方、世界の裏で暗躍する巨大組織「アマルガム」もまた、“ウィスパード”であるテッサを狙い動き始める。
迫る陰謀。
激化するAS戦。
繰り返される死闘。
その中で、“感情を持たない傭兵”だったマイケルの心は変わっていく。
「彼女には、誰にも触れさせない」
これは、最強の護衛官が“眠り姫”を守るために戦い続ける物語。
軍事、恋愛、シリアス、そして少しの優しさを込めた、もう一つの《ダナン》の物語。