あらすじ
世界の外側――そこは、天界にも地上にも属さない“魔界”。
赤黒い空。 溶岩の川。 骨でできた城。
そんな場所で暮らすのは、 七つの大罪と呼ばれる悪魔たちだった。
暴食の悪魔は料理に狂い、 強欲の悪魔は会社を作り、 嫉妬の竜は国ごと飲み込み、 怠惰の悪魔は夢にすむ。
けれど彼らは、 いつも世界を滅ぼそうとしているわけじゃない。
買い物へ行き、 酒を飲み、 料理を囲み、 くだらないことで笑っている。
そして今日も、 原初の魔女・リリンは、 大罪たちに振り回されながら、 賑やかな日常を駆け回る。
これは、 “神話のその後”を生きる者たちの物語。
世界の外側で、 怪物たちは今日も笑う。