あらすじ
日本の神様【コノハナノサクヤビメ】は毎年、別次元へと桜を届ける『次元の桜前線』を行っていた。
今年も例年通り次元を超えていた時、何者かに押された感覚に襲われバランスを崩し、次元の狭間へと落ちてしまう。
一人の力では抜け出せない次元の狭間で、コノハナノサクヤビメは手のひらからピンク色の光を出現させ、その光を上へと優しく投げる。
――かつて幼い頃。一緒に次元の桜前線を走った女性に届くように。――
一方その頃、人間の女性【いろは】は色を失いモノクロの風景に悪戦苦闘していた。
いろはが病院へ行き、部屋へ戻ると違和感を見つける。
――テーブルの上に『ピンク色』の桜の花びらが一枚、ひらりと乗っていた。――