あらすじ

美しい真っ白な『幽霊のお城』の大きな城門はとても硬く閉ざされていた。どんなことをしても開けることはできなかった。 「誰かいませんかー!」  大きな声でそう叫んでも、誰からも返事はなかった。  しーはしょうがないなと言ったような顔をして、両手を腰につけて、大きな門の前に立ったままで、じっと閉ざされた城門を見つめた。  世界にはとても冷たい風が吹いている。(寒くて、ぶるっと一度、しーはその体を震わせた)  空は灰色をしていて、太陽はどこにも見えなかった。  まいったな。お城の中に閉じ込められちゃった。  幽霊のお城か。  ただのうわさだけの嘘じゃなくて、本当にあったんだ。  しーは思う。(それからすこしだけ笑った)  しーは亜麻色をした長くて美しい髪をそのままっすぐにしていて、金の髪飾りをつけていた。  白い絹の綺麗な衣を着ていて、手には金の輪の飾りをつけている。  足元は上質な皮の靴だった。

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カクヨム
カクヨム2026/05/19
  • 現在の作品美しいらいおんのお姫さまのしーと外に出ることができない檻みたいな閉ざされた幽霊のお城。