あらすじ
世界中で同時に起きた、震度三の地震。
それを境に、現実のあちこちへダンジョンが現れ始めた。
大学進学を機に、山際の家で一人暮らしを始めた大月在真。
地震のあと、家の裏に昨日までなかった洞窟を見つける。
奥にあったのは、山の中には似合わない巨大な門だった。
門の先で在真が手に入れたのは、固有ダンジョン、莫大なDP、成長する武器。
普通なら幸運だと喜ぶところだ。
だが、その場所は都合よく力だけをくれる場所ではなかった。
最初の強敵に叩き伏せられ、右目を傷つけられ、在真は自分がまだ弱いことを思い知らされる。
それでも、止まる気にはならなかった。
黒狼のガルと出会い、在真はもう一度ダンジョンへ踏み込む。
やがて、外の世界も急速に変わっていく。
軍、覚醒者、国家、侵食するダンジョン。
周囲は在真を測り、利用し、管理しようとする。
それでも在真は、誰にも従わない。
肩書きにも、命令にも、世界の都合にも流されない。
これは、ただ最強になるための話ではない。
自分の判断で進み続ける男が、変わっていく現実の中で、誰にも従わず先へ行く話だ。
※本作は、短話版をベースに再構成・加筆修正を行った長話版です。
短話版はこちら:https://ncode.syosetu.com/n5240fx/