あらすじ
「蜘蛛族に攫われるくらいなら、死んだ方がマシ」
人間達にそう恐れられる蜘蛛族。
その中でも最恐と名高い蜘蛛族の王…蜘蛛族領主アシュヴァルの侍女になった少女リナリアは、自分の人生が終わったと思っていた。
けれど待っていたのは、監禁でも暴力でもなく…異常なほど過保護で重すぎる溺愛だった。
「寒くないか?」
「ちゃんと息をしているか?」
「お腹は空いていないか?」
他人に対しては無表情で恐ろしいのに、リナリア相手だとすぐ理性が壊れる蜘蛛族の王。
感情高ぶれば巣を増築し、自身の糸でリナリアを囲い、独占欲を隠しきれない超重量級の愛情に、最初は怯えていたリナリアも少しずつ彼の不器用な優しさを知っていく。
これは、蜘蛛族の王にただただ溺愛される少女のお話し。
アシュヴァルがリナリアをハッピーにするだけのお話し
「領主様!待って!糸が暴走してます!」
「もうだめだ!番様の笑顔で領主様が完敗してる!」
「俺ら蜘蛛族の王としての威厳が皆無!」
領民は今日も領主の糸で悩まされてます。