あらすじ

【序章『始原と終焉のプレリュード』 あらすじ】 ────────────────────────────────────────────── 自然に満ち溢れた森や湖に囲まれた田舎と、マナの科学研究より進んだ街。 錬金術師・ヨシュアは、医師エリクスから二人の幼馴染フォルトナの事を 「最近は、酷く悪夢に魘されて心労している」と聞き、 一人で過ごす病を患う少女の心を安らぐ為に、ある禁忌を犯してしまう。 傍で守ってくれるだけでなく“同じ生きるヒト”として生きていくよう、 人形(ホムンクルス)を作る計画を立てる。 その存在を錬成した事により生まれた瞬間、人形にはガラスの器のようで“心”が無かった。 人形は、“ヒト”とは何なのか。“心”とは何を指すのか。まるで赤子のように。 若き三人は共に、透明な人形と暮らしながら知恵を与える事を決めた。 平和に暮らしている中、静かに待ち構える不穏な影が潜む。 ────────────────────────────────────────────── ・シュイ(主人公) 家族を失って心が傷ついたフォルトナの為に、 錬金術から創られた約寿命の六年限界の人形《ホムンクルス》になる。 フォルトナのドナーとして生まれたが、 錬成した副作用で感情や心を持たない、ある世界樹の権限で動くガラスの器。 生まれてはじめてこの世界と、共に生きるものを知る事になる。 ・ヨシュア シュイを創った心温かい、優しい錬金術師の青少年。 白魔導師と薬剤師の資格も持っている。 森の中で暮らすフォルトナを癒す為に 禁忌錬成をするのに犯してまで 自らの寿命を対価として人造創成に成功する。 エリクスの協力関係で、錬金術を使った フォルトナに似た症状を抑える治療薬を作って提供している。 亡くなったフォルトナの両親に彼女を守ると誓う同時に 片想いで、留めて心に秘めている。 ・フォルトナ 森と湖の家に一人住む、ヨシュアの幼馴染。 旅商人の両親が見知らぬ“魔物”の手によって殺され、 ショックの影響で心臓にマナ適応減退心症を患ってしまう。 いつかは両親のように旅の続きをして、愛する人と家族になって 平和に暮らしたいという夢を持つ。 趣味で歌や音楽で、想いを口にする事がある。 新しい家族となったシュイを実の子供のように可愛がる。 フォルトナの両親と交わした“ある秘密”を抱えている。 ・エリクス フォルトナの担当医で健康面に気を遣う、ヨシュアの幼馴染で兄存在。 幼い頃に病気となってしまったフォルトナを見て 村長が定めた村の掟が気に食わなく 親の言いつけを守り、村を出て努力して医者を目指した。 ヨシュアとフォルトナとは良い親友で家族にも近い。 ドナーとして生まれたシュイの事をもう一人の家族と認めている。 ・アルケミス ヨシュアの師匠であり、担当の先生でもある元錬金術師の女性。 膨大な地脈の情報量を持つ世界樹との契約を交わす歴代保守派の貴族。 禁書管理を担っているが、禁忌錬成についても詳しい。 そのため、悪質な貴族から悪用されず遠ざけようと秘密を守ろうとする。 契約した身体中は宿り木の根が覆い尽くす。 ・ユグラシーヌ 古代図書館の地底森林に住み、根を張る- 全知全能を持った地脈を管理する世界樹の神の一人で 契約者であるアルケミスやを大事にしている。 見た目は少年だが、千年以上生きている。 ヨシュアと協力してシュイを創造して権利を移す。 自分の孫と認めたシュイの事を気にかけており、存在も認める。 ヴァルフレア ヨシュアの魔法学園の錬金術科時代から知り合った同年代の貴族男性。 生物錬金が得意で、命について考えている。

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カクヨム2026/05/19
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