あらすじ

魔王が討たれて、数年。 ようやく世界が手に入れた平穏の裏側で、その病は静かに根を張っていた。 ――その名は「花病(かびょう)」。 一度侵されれば、皮膚から芽吹き、花が咲く。 そして、体に根を生やした幹は生命を奪い、大地へと還す。 魔法も祈りも、古き竜の炎も、エルフの叡智すらも届かない、不治の病。 それは、魔王が残した「呪い」として恐れられる一方、神の「祝福」とも呼ばれた。 幼い頃に両親を花病で失った少年。 そして今度は最愛の妹が病に侵されてしまう。 絶望の淵に立つ彼の前に現れたのは、悠久の時を生きる少女だった。 彼女の言葉をきっかけに、少年は「救い」を求めて旅に出る。 けれどその旅は、単なる「治療探し」では終わらない。 やがて彼は、旅で出会うそれぞれが「生きる意味」と向き合うことになる。 その先に待つのは、希望か、それともさらなる絶望か。 はたして、希望は咲くのか。

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カクヨム
カクヨム2026/05/19
  • 現在の作品花の勇者は救えない。