あらすじ
最愛の夫だと思っていた男を、実の妹に奪われたネフェルティ。それだけでなく、身に覚えのない罪をなすりつけられ、着の身着のまま街へと放り出されてしまう。
行くあてもなく行き倒れかけた彼女を拾ったのは、下町の賑やかな酒場の店主だった。
生きるために酒場の売り子として働き始めたネフェルティだったが、彼女は少し単純で、どこか抜けたところのある風変わりな娘だった。しかし、持ち前の純粋さと、苦境にめげず地道に努力する姿が、店を訪れる気高き貴族たちの心を次第に捉えていく。
元夫と妹が勝手に自滅していく裏で、ネフェルティは自覚のないまま、高貴な男たちから過剰なまでの溺愛を受けることになっていく――。