あらすじ

『絶対、弔ってくれよな』 小さな約束を交わした戦友は、そう言ってこと切れた。タイハクが従事した作戦では、ただ一人を除いて部隊は全滅したという。タイハクが生き残ったことを、月だけが知っていた。 果てなき砂丘が広がる、月女神に愛された土地イロート。そんな土地の片田舎で暮らす青年タイハクは、記憶喪失の少女オウと出会う。居候先の夫婦とともに平穏な暮らしを送っていたタイハクたちだったが、突如『望月』を名乗る魔女に襲撃されてしまう。魔女はタイハクが月女神を殺そうとした大罪人であったことを明かし、大人しく投降するよう促すのだった。 要求を蹴り逃亡生活を再開するタイハクに、オウは静かに己の目的を明かす。 「私も月を墜としにきたの」 青年はかつて果たせなかった約束を果たすため、少女は月女神を殺すために旅に出る。

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小説を読もう2026/05/19
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