あらすじ
2032年、世界は一変した。
空中に浮かぶ「式(コード)」を視認し、世界の法則を書き換える力――「魔法」。
現在では、強弱の差こそあれ、基本的に全人類が何らかの魔法を使えるようになっている。
魔法の強さは才能ではなく「適性」で決まる。学者、引きこもり、子供……社会の枠組みから外れた者たちが突然、都市を消し飛ばすほどの力を手に入れた。また、極限状態などで魔法が「覚醒」し、突如として強大な力を得るケースも存在する。
魔法が兵器と同義になった世界で、政府は魔法使用者を国家資格制で管理する「魔法適応社会」を構築。無許可の魔法使いを取り締まる「魔法犯罪対策局(対魔局)」が設立された。
主人公・雨宮蓮(あまみや れん)は、暴走魔法災害で妹を失った元大学生。
彼は妹の死に国家が関与している証拠を掴み、復讐のために自ら対魔局の戦闘員となる。
蓮の魔法は「残響(エコー)」。他人が使った魔法の痕跡を読み取り、一度だけ再現する劣化コピーの能力だ。
しかし、強力な魔法を使うほど、彼の大切な記憶が少しずつ削られていくという残酷な代償があった。
真面目で融通の利かない氷の魔法使い・結月(ゆづき)。
裏社会の情報に通じる電脳ハッカー・凛音(りんね)。
幻影を操る魔法インフルエンサー・舞(まい)。
そして、厳しくも彼を見守る重力使いの上司・紗綾(さあや)。
個性豊かなヒロインたちと共に、蓮は違法魔法使いのテロ組織「ノクス」との死闘に身を投じていく。
戦いの中で明らかになる、魔法発生の真実と国家の闇。
誰もが兵器になれる世界で、人間性は残るのか。
記憶を失いながらも、蓮は世界のシステムそのものに挑む――。
現代日本を舞台に繰り広げられる、異端の魔法使いたちのダークファンタジー×バトルアクション!