あらすじ
銀河系の犯罪と脅威に立ち向かう組織――アフィジリオン。
その北方艦隊には、S級からD級まで、実力でランク付けされた五つのチームが存在する。
D5は、その中で最も弱いチームだった。
任務は少なく、実績もなく、「無能」という烙印を押されたまま、誰にも顧みられることなく宇宙の片隅に浮かんでいた。
そんなD5に、ある日一通の通達が届く。
――S級指揮官、ダンタリア。新たな隊長として着任。四十八時間以内に到着予定。
なぜS級が、最弱のチームに?
チームは疑問を抱えたまま彼女を迎える。
銀河で「黄金の姫君」と呼ばれる女性を。銀色の髪と紅の瞳を持つ、何も語らない指揮官を。