あらすじ
夏織の通う中学校でも、性別に関わらず制服のスカートとスラックスの両方を選べるようになった。最初は、自転車に乗りやすいとか寒くないとか言っていた友だちたちは、周りの目を気にしてスカートしかはかなくなっていく。そして、スラックスをはき続ける夏織に「男の子になりたいの?」と聞くけれど、夏織はそうじゃないんだと思う。
そんなある日、夏織は美術室でとてもきれいな海の絵を描く同級生、まどかと出会う。スカートはすーすーするからはけなかったり、好き嫌いが多かったり、こだわりがあってみんなに合わせられなかったりするまどか。彼女の絵にひかれた夏織は、一緒に絵本を作りたいと伝える。けれど、まどかの姉貴分の灰原さんが間に入ってきて……。
これは、三人の中学生が、絵本を作るまでのお話。