あらすじ

樹洞の神が戦乱の世を平定し、神恵戸大幕府を開いて百五十年。  ときは玄命八年――。  獣狩として日々の糧を得る鬼の若者・愁慈郎。  あるとき若気ゆえの不注意で、御神域で赤不浄沙汰を起こし、その責を問われて城内の牢に繋がれる。  そこで沙汰を待つも、どうも事態は芳しくない。  座して極刑を待つくらいならばと、愁慈郎は牢屋敷で知り合った若き忍び――盗みで捕まったという猫又の下忍・銀夜と共に、脱獄を決意する。  脱獄犯となった彼らは、国抜けを実行するが、そこで獣に襲われている娘を助ける。  行きがけの善行だったが、これがきっかけで二人は赦免の機会を得る。  ――それは、獣狩と忍びの技術を、新米神使の女天狗・朽梨の旅に役立てること。  有り体に言えば、神使修行の旅、そのお供をせよということであった。

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カクヨム
カクヨム2026/05/18
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