あらすじ
「ここはカティエの村です」
──呪いで、それしか言えなくなったモノがいた。
名はサティ。
三本足の羊と糸車だけを友に、辺境の村の外れで、
誰にも見つからずに死ぬのを待っていた。
ある日、カティエ村に冒険者がふたり訪れる。
そこから始まる、不器用な「導き」が、
やさしい聖女と勇敢な姫を巻き込んで、
世界の歯車を少しずつ狂わせていく。
──賢者サティと、彼を愛した二人の少女の物語。
笑える話だろ?
笑えないけどさ。
* * *
【これは曇らせ/異端/構造解体型の悲劇です】
やさしい結末は別バージョン『【旧訳】Gymnopédie spin out sati(s)』へ。
こちらは本編=旧約。なぜこの二人はああなったのか。
過度な残虐描写・性描写を意図せずに、ただ静かに、二人を壊していきます。