あらすじ
崩壊した文明。
人類は今、“結界”によって辛うじて生存圏を維持していた。
外界を徘徊するのは、マガツと呼ばれる怪物群。
人を喰らい、都市を壊し、世界を侵食した災害そのもの。
それに対抗できるのは、マガツ由来の武器を扱う少数の戦闘者――ハンターだけだった。
北海道支部所属の独立行動班《ハヤテ》は、ある任務中に“異常個体”と遭遇する。
レーダーに映らない。
マガツを誘導する。
獣ではなく、“観察”してくる人型の怪物。
その遭遇を境に、各地で不可解な現象が発生し始める。
そして研究者である博士は語る。
――マガツは本当に、人類の敵なのか。
世界へ開いた“向こう側”への穴。
そして、人型マガツの目的。
それは侵略ではなく、“帰還”なのかもしれない。
終末世界の最前線。
人類はまだ、自分たちが何と戦っているのかすら知らない。