あらすじ

父が死ぬらしい。 母から届いたLINEは、 たったそれだけだった。 数年ぶりに帰った実家で、 主人公・浩介は父のスマホを充電する。 そこで見つけたのは、 “家族LINEを十年間ミュートしていた”という事実。 無口で、 何を考えているか分からなかった父。 仕事ばかりで、 家族に興味がないと思っていた父。 けれど、 スマホの中には、 送信されなかったメッセージが大量に残されていた。 『誕生日おめでとう』 『ちゃんと飯食ってるか』 『また今度、焼肉行くか』 ――全部、送れなかった言葉。 父が死ぬまでの残り一年。 止まっていた家族の時間が、 少しずつ動き出す。

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小説を読もう2026/05/18
  • 現在の作品余命一年の父が、家族LINEをミュートしていた。