あらすじ
生まれつき髪が白く、体中に痣があり、一族の持つ解呪の能力を発現しなかったとして家族に虐げられてきた「呪われ令嬢」セレスティナ。対照的に妹と弟は美貌と能力を持ち、父母に可愛がられてきた。彼女が十七歳になった日、弟妹のために開かれた舞踏会に、「人嫌い公爵」ナイジェル――美貌の若き公爵がなぜかやって来て……
ざまあ有の王道シンデレラストーリー。
※カクヨム様でも順次公開予定
[ソレム伯爵家]
☆セレスティナ(ヒロイン)
フラヴィア(祖母、ルイスの母、先代当主夫人)
ルイス(父、当主)
イザベル(母、当主夫人)
マリー(妹)
フィリップ(弟)
カレド(遠縁)
[ファルカンド公爵家]
☆ナイジェル(ヒーロー)
ハロルド(オリヴィアの父、先々代当主)
オリヴィア(母、先代当主夫人)
ウォルター(父、先代当主)
クレア(妹)
ティルダ(オリヴィアの侍女、伯爵令嬢)
ネリー(オリヴィアの侍女、男爵令嬢)
アン(メイド)
[その他]
フェリシア・ハーダル(ハーダル王国第三王女)
???
※公募用のネタバレを含むあらすじ↓
美貌と解呪の能力を誇るソレム伯爵家にとって、伯爵夫妻の第一子セレスティナは生まれた時から異物だった。髪は真っ白で体中が痣だらけ、しかも解呪の魔力も発現する様子を見せない。魔物に触れたわけでもないのに呪われているようだと夫妻は娘を遠ざけたが、先代の伯爵夫人で娘の祖母であるフラヴィアがセレスティナを育てた。
しかしセレスティナが十歳の時に祖母は亡くなる。父ルイス、母イザベル、妹マリー、弟フィリップ、皆がセレスティナを扱き使ってつらく当たり、それは彼女が十七歳になる日まで続いた。
その日、弟妹のために開かれたパーティでセレスティナは扱き使われていたが、人嫌い公爵と呼ばれる美貌の若きファルカンド公爵ナイジェルがセレスティナを見出し、連れ帰る。ナイジェルの母オリヴィアの侍女になったセレスティナは、良好な環境と勉強の機会を得、健康を取り戻して磨かれていく。ソレム伯爵一家から離れたことでなぜか痣も薄くなり、ソレム家の遠縁カレドに見てもらった結果、セレスティナも解呪の魔力を、それも特殊な性質のものを持っていると判明する。彼女はそれで家族にかけられた呪いを引き受け、しかし払いきれず、そのために痣だらけになっていたのだ。
オリヴィアと自分自身の痣を解呪したセレスティナ。その一方でソレム伯爵一家が悪意を持って動き始める。セレスティナに負わせていた呪いがこじれた形で自分たちを蝕んでいるため、それを再びセレスティナに押し付けようとしたのだ。彼らの悪意と、第三王女フェリシアがかつてナイジェルと婚約を結びかけたことにショックを受けたセレスティナだが、それをきっかけにナイジェルと思いを通じ合わせる。
セレスティナはオリヴィアの侍女として、また解呪師として魔物討伐に参加し、功績を上げる。ナイジェルに思いを寄せる侍女ティルダがその様子を見て悪感情を募らせる。魔物討伐から戻ったセレスティナを待ち受けていたのは、フェリシアと、王女と孫が婚約するのだと勘違いして喜ぶナイジェルの祖父ハロルドだった。ティルダとフェリシアがセレスティナを嵌め、彼女は誘拐されて実家へ連れ戻される。
実家は瘴気が立ち込め、ソレム伯爵家の人々は呪いに苦しんでいた。呪いを押し付けられようとしたセレスティナが拒絶すると、失敗した呪いが返って四人は魔物と化す。ナイジェルと協力して魔物を倒し、呪いを作った呪術師バルタザールから話を聞き、セレスティナは呪いと決着をつける。
公爵の城に戻り、ナイジェルの妹クレアと祖父ハロルドにも認められ、セレスティナはナイジェルの婚約者として幸せになる。