あらすじ
あらすじ
西暦2149年。
人類は《相位固定理論》によって死を克服した。
記憶、肉体、人格。
すべては情報として保存され、
人間は何度でも再生可能となる。
だがその代償として、
世界から“死”は消えた。
終わらない戦争。
壊れない兵士。
永遠に続く国家間衝突。
世界は超国家機関《永久機構》によって管理され、
人類は不死の均衡を維持していた。
そんな中、
横浜第七相位区で大規模相位崩壊が発生する。
死者数、ゼロ。
そこにいた人間は、
すべて“存在ごと消失”していた。
永久機構は、
唯一の《再生不能者》である
神代玲司を現地へ派遣する。
彼だけが、
“不死を殺せる”人間だった。
崩壊した街の中心で玲司が出会ったのは、
消滅区域にただ一人立ち続ける、
謎の少女だった――。