あらすじ
父の会社のパーティを抜け出した社長令嬢、東雲陽毬は、雨の路地裏で煙草を吸う男に一目惚れする。
場末のライブハウス前に座るその男、御影朔夜は、くたびれた格好に似合わない上品な言葉遣いをする、妙に危険で品のある男だった。
しかも、彼が吸っていた煙草はただの煙草ではなかった。
御影は魔物の魔力を“晩酌”にしていたのだ。
彼の正体は、宿泊客の魔力を少しずつ吸うホテル・ムーンレスナイトの支配人。
経営難で魔力不足の御影と、魔力が強すぎる問題児令嬢の陽毬は、ライブハウスに発生した魔界災害をきっかけに、一夜限りの短期宿泊契約を結ぶことになる。
これは、社長令嬢が“見つけてはいけない男”を見つけてしまう、一晩のときめきの話。