あらすじ
魔法省・運命記録局の末端公務員。
彼女の仕事は、世界のシステム維持に必要な魔力源「星」を集めるため、神々が好む歴史的瞬間をカメラに収めること。
ある日、局内最高難易度の【第1区】にて、「世界の危機」「人類の存亡」タグがモリモリに盛られた特大案件が発生する。
ルルは対魔王用のロケットランチャー型カメラと合金装甲を身に纏い、決死の覚悟で現場へ赴いた。
しかし、そこに広がっていたのは血飛沫舞う荒野ではなく――煌びやかなシャンデリアが輝く夜会だった。
嘘泣きヒロインにポンコツ王子、炎上目的の聖女、そしてレスバ最強の公爵令嬢。義務教育の敗北からモラルの治外法権まで、人間性が終わっている魑魅魍魎たちが織りなすドロドロの愛憎劇。
これは、コンプライアンスと自身のオタク性の狭間で揺れ動きながらも、今日も極悪スマイル(ニチャァ)でカメラのズームリングを回し続ける、ある記録官のお仕事。