あらすじ

夕日の野原で出会った先生に、三つ編みの髪をした十六歳の少女・琴音は、初めての恋をした。 優しくて、少し寂しそうで、ショパンの悲しい曲を弾く人。 「可愛い」と言われるたびに、琴音の胸は大きく弾んでいく。 一方、工場で働く姉の水江もまた、ある青年に心を惹かれていた。 その人は水江に優しくしてくれるのに、なぜか手だけはつないでくれない。 先生の涙。 青年の秘密。 夕日、波音、オルガンの音色。 姉妹それぞれの淡い恋は、やがて思いがけない真実へと重なっていく。 これは、初めて人を好きになった少女が、恋の喜びと痛みを知っていく物語。 みずみずしく、切ない、ガラス細工のような繊細な物語です。 謎も多く、最後まで楽しんでいただけるかと思います!

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/05/18
  • 現在の作品夕日に映る君――初恋の音色