あらすじ
放課後の校舎で、黒瀬ユイカは“旧校舎の奥にある部屋”で奇妙な名簿を見つける。
そこには生徒の名前が並び、いくつかには赤い印がついていた。
それ以来、彼女は誰かに見られているような気配に怯え、不可解な出来事に巻き込まれていく。
翌朝、九條ハイリの机にも赤いペンで書かれた謎の紙が置かれ、彼もまた“何者か”に狙われていることを知る。
ユイカを守るため、そして自分自身の身に起きている異変の理由を探るため、九條は旧校舎へ向かう決意を固める。
生徒会副会長の出雲先輩は「旧校舎には“見張り”がいる」と警告。
やがて九條は、旧校舎に残された痕跡や行動パターンから、犯人に近づいてゆく。
ユイカの不安、幼なじみの牧瀬ミドリとの会話、そして学校に漂う説明のつかない緊張感。すべてが一つの点へと収束していく。
冷静な推理と観察力で真相に迫り、ユイカを守るために立ち向かう。
静かな校舎の裏側で進む、誰も知らない“選別”の物語。
九條は“フィクサー”として真実を暴く。