あらすじ
高橋 白。身長百七十三センチ。体重六十三キロ。容姿は中庸。成績は中の中。運動神経はそこそこ。授業態度は最底辺。たまに、月一くらいで午前中丸すっぱくらいの大遅刻をする。空気が薄いモブなのか、実はとんでもない大物なのか。彼自身よくわかっていない。だが、特に不自由もなく、気の合う友人たちと悠々自適な学生ライフを送っていた。そして、高校二年の春。始業式が始まってから十日が経過した。だが、隣の席は空席のまま。どうにもうだつが上がらない。そんな鬱屈した日々を....送っていなかった。それどころか白はその席をいいように使っていた。昼食を食べたり、スマホを隠したり、椅子を並べて横になったり。なんなら、このまま空席のままでいいや。とすら思い始めていた。
だが、その時はやってきた。
「白。加藤先生から呼び出し。職員室、大至急だってさ。」
担任教師からのエマージェンシーコール。果たして、その真意や如何に....!!!