あらすじ
商才に恵まれた男爵家の息子ライト・トリファーことライトは、親友であり公爵家の養子であるクリストファー・エーレンブルグことクリスと共に、将来自分達で商会を立ち上げる事を夢見て、夢を掴むために日々精進する毎日を送っていた。
だがある日突如クリスが高い魔力を持つ者に現れる症状によって高熱で倒れた事が切っ掛けで、魔塔と呼ばれる魔導士の機関の所属が決まった事で、簡単に連絡が取れなくなってしまうのだが、それと同時にライトは父親が経営する商会がある事件に巻き込まれてしまった事で、その身を隠して隣国に逃亡せざるを得なくなってしまう。
こうして互いに何も告げる間も無く離れ離れになった二人。
隣国に移ったライトは、己を偽って逞しく生きるのだが、親友と別れた時間が長く過ぎるにつれて、過去に親友と約束した夢は
もう儚い物へと変わっているのではないのか?
そんな事さえ思うようになっていた。
こうして徐々に親友との「もう叶いそうにない夢」を追う事は諦めようとした時、思わぬ人物から親友の面影を感じた事で、再び親友との夢を叶える為にライトは動き出す。
果たして二人のがかつて思い描いた夢は、何時の日か叶い、夢が叶ったその先を垣間見る時が来るのだろうか?