あらすじ

かつて人類は、迷宮(ダンジョン)から得られる魔物資源によって繁栄していた。 魔物から作られる魔道具は文明を発展させ、人々は迷宮へ挑む者を冒険者と呼んだ。 ――しかし今、その迷宮は滅びつつある。 10年前から各地の迷宮は次々と消滅し、残されたのは王都地下に存在する最後の迷宮《レガ・レイラ》のみ。 元冒険者のオニキスは、上級試験に敗れて迷宮へ入る資格を失い、酒に溺れる日々を送っていた。 そんな彼の前に現れたのは、迷宮研究者の少女エスメラルダ。 「魔物の動物園を作りたいのですわ」 突飛な夢を語る彼女は、迷宮が滅びる原因を調べるため、生きた魔物を保護・観察する施設を作ろうとしていた。 最初は呆れながらも協力することになったオニキスだったが、最後の迷宮で1匹の奇妙な魔物と出会う。 ひっくり返って起き上がれなくなっていた、間抜けなカタツムリ。 その名は――ルカルン。 誰にも価値を見出されなかった小さな魔物との出会いが、やがて迷宮の秘密へと繋がっていく。 これは、滅びゆく最後の迷宮で、 元冒険者と研究者の少女、そして不思議な魔物たちが紡ぐ、 不思議な動物園再建ファンタジー。 迷宮の終わりに抗う物語が、始まる。

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小説を読もう2026/06/09
  • 現在の作品迷宮竜と不思議な動物園