あらすじ
王宮の策謀から王家を救ったはずのエステルは、功績を奪われ、濡れ衣を着せられて処刑台に立つ。
首に刃が落ちる瞬間──目を開けると、処刑の半年前に戻っていた。
二度目の人生で、エステルは誓う。今度は利用されるだけの忠義など捨てる、と。
宮廷に戻った彼女は、かつての自分を陥れた者たちの嘘を一つずつ暴いてゆく。
頼れるのは、身元不明の剣士ニクラスと、かつて仕えた老宰相ハインツだけ。
王太子の陰謀、公爵令嬢の野望、そして宮廷の奥に眠る、誰も予想しなかった真実。
すべてが明かされたとき、エステルの復讐は思いもよらない結末を迎える。