あらすじ
世界を救った勇者は、英雄ではなかった。
魔王討伐後、
人々は再び争いを始め、
国は勇者を利用し、
神は沈黙した。
救うために戦い続けた勇者は、
やがて知る。
己が世界を救う存在ではなく、
神により繰り返し生み出される“終焉”であることを。
絶望の果て、
勇者の前に現れたのは、
世界へ反逆した黒衣の男。
その男は静かに告げる。
「利用されたのさ。全ての者に。神にさえもな」
それは、
幾度となく世界を救い、
そして絶望してきた未来の自分だった――。
終われない勇者たちが紡ぐ、
反逆と絶望のダークファンタジー。