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あらすじ
妖精に祝福された日から、リコリスに関わる者は不幸になった。家は没落し、国は傾き、処刑台が用意された。 迎えに来たのは幼馴染の王子ヴォルク。血のついた剣を下げて、「行くぞ」とだけ言った。 燃える祖国を背に走り出した二人の行く先には、また新しい国がある。リコリスがいる限り、その国もいずれ傾く。 壊して、逃げて、それでも隣にいる。傾国の彼岸花と黒狼王子の焦土紀行。
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