あらすじ
吉沢高志、20歳。
一人暮らしを始めてから、3年の時が経とうとしていた。
一見、充実した日々を送っている彼だがその実、過去への執着心のせいで幾度惑わされてきた。
母の死から約9年。時は無慈悲なものだが、積み重ねさえすれば、痛みさえも和らいでくれていた。
予期せぬ事態。犯した過誤。人を傷付けると言う事。
数知れずの出来事。
時に胸痛を過酷なものへと変えていった。
高校時代を機に、彼は友情を知り、恋を知った。
呆気なく断たれた絆。
それから数年が過ぎた、現在。
果たして、彼を待ち受ける運命とは...
――あの時俺はメルヘンのような夢を抱いた。
もちろん彼女には内緒。
弦の上でぎこちなさそうに踊る指。
痛みを堪え指先に胼胝が出来た。
そして指先が痛かったのを思い出した時には既に痛みはなくなっていた。
頼りない才能を元に、俺はラブソングを作った。
それを披露すると決め、心に隠し持って企てたことをよそに。
彼女自らの手によってその機会を奪われた。
今もあなたが好きだ...
同じ空の下で、それぞれの想いを寄せて...
⚠更新激遅。完結後に読むことを進めします⚠
何はともあれ、宜しくお願いしますm(_ _)m