あらすじ
「地球最後なんだし、素直が一番だろ!」
その言葉を聞いたのは、いつだっただろう。
ヴィランのノアは仕事を辞めた。
ヒーローのレイもまた、全てを投げ出した。
世界の終わりまで残された時間は、あとわずか。
だから二人は、やり残したことを片付けることにした。
カフェでモーニングを食べる。
映画を見る。
水族館へ行く。
本屋で本を探す。
海へ行く。
どれも些細で、くだらなくて、けれど大切なことばかりだった。
明るい性格のレイと、皮肉屋なノア。
正反対の二人は、終末へ向かう世界の片隅で、静かに日々を重ねていく。
これは、地球最後の日々を泳ぐ二人の物語。
そして――
ひとつの終わりに溺れた魚たちの短編小説。
(気分転換で書き始めた作品で、書きたいところしか書いてないです)