あらすじ
介護職の市田真理は、職場で理不尽な目に遭い、その愚痴をSNSに投稿した。そして、そこで目にした「正しいやり方」。
《認知の毒》
呪われているかもしれないという疑念と、自分の身に起きた良くないことが結びついた瞬間、呪いは完成する。
「良くないことは呪いのせい」という脳内モデルが構築されると、脳は、モデルの正しさを証明して安心しようと、勝手に色々な良くないことを次々と呪いに結び付けるようになり、ますます呪われているという確信を高めていき、やがて……
だがそんなことより、その夜何があったのかの方が重要になってしまうのもまた、現代のホラーなのかもしれません。