あらすじ
父の日の夜、父が消えた。
事故でもない。
失踪でもない。
戸籍から。
写真から。
人々の記憶から。
まるで最初から存在しなかったかのように。
高校生の結城蒼真は、父が残した一冊のノートを手掛かりに、世界から消えた父の行方を追い始める。
その先で辿り着いたのは、地図から消えた駅――夏川駅。
そこには「会えなくなった人に会える列車」が存在していた。
父が隠していた秘密。
父が消えた本当の理由。
そして父と息子を繋ぐ、最後の約束とは。
涙なくして読めない家族愛と再生の物語。
父の日に届けたい感動長編小説。