あらすじ
聖剣には、鞘がない。
魔王復活の時代、その身を聖剣の鞘とする“聖剣の乙女”が現れる。
公爵令嬢リディアは、第三王子アルフレッドのため、自らの命を削りながら聖剣を支え続けていた。
――かつて、愛した人。
けれど彼は、ある誤解からリディアを激しく拒絶し、二人は決別している。
嫌われたまま、それでも最後まで彼の役に立てればいい。
そう願い、死を覚悟していたリディアだったが、魔王討伐後、隠されていた聖剣の秘密が明らかになり……。
「愛している。今度こそ、もう間違えない」
これは、すれ違いの果てに始まる、後悔王子と聖剣の乙女の恋物語。