あらすじ
公爵家の当主ギルバートとの冷え切った政略結婚に耐えてきたアリアドネ。三年が経過したある日、ギルバートから一方的に離縁を言い渡される。愛人のイザベルとの生活を優先するためだ。アリアドネは安堵と共にその申し出を受け入れるが、その直後、戦地から帰還したギルバートの弟・カシアンが激昂して駆けつける。
「僕の大切なアリアドネを傷つけた報い、存分に味わってもらいますよ」
アリアドネを奪い返そうとするカシアンの執着と、失って初めて自身の愚かさに気づくギルバート。三角関係の裏側で進んでいた公爵家を揺るがす陰謀の真相とは。