あらすじ
「あなたはこの家から出ていくのよ!」
8歳の令嬢イリス・フィオーレ・アドルナートは、聖なる力を持つ特別な伯爵家に生まれながら、聖なる力を示せず、家族に疎まれ、冷遇されていた。婚約者だった王太子ラウロでさえ彼女を拒絶し、イリスは辺境へ追放されることになってしまう。
彼女が追放先で出会ったのは、大辺境伯にして大魔術師である優しき老エイザード卿、
そして触れるものの命を奪う『死の呪い』ゆえに廃嫡された、氷のように美しい第一王子ネヴィオ・ディ・シーラだった。
呪いゆえにイリスと距離を取るネヴィオ。しかし、なぜかイリスにだけは素手で触れても呪いが発動しない。そう、彼女の内に眠っていたのは、ネヴィオの呪いを打ち消す、本物の聖なる力だった。
一方、イリスを追い出した妹のミアは、王太子ラウロの正当な妃になるため、イリスの暗殺を画策し始めるが……。
「お前は私が守る――大切なイリス」
大辺境伯エイザードから規格外の魔法で守られ、美貌の王子ネヴィオから過保護に溺愛され――。
――偽物と呼ばれた少女イリスが、秘められた才能を開花させ、本物の聖女となって愛を得る、幸せ溺愛ラブファンタジー!