あらすじ

公爵令嬢アルタイは、辺境伯ベガ侯爵と政略結婚をすることになった。

けれど、それは貴族の体面を守るためだけの結婚。
互いに深入りせず、仲の良い夫婦を演じるだけの、いわゆる白い結婚だった。

「貴族の結婚なんて、こんなものですわ」

そう割り切っていたアルタイだったが、戦争へ向かうことになったベガから、突然離縁を申し出られる。

「生きて帰れるとは思えない。あとは自由にしてくれ」

しかしアルタイは、それを受け入れなかった。

「離婚は、戦争が終わり、貴方が帰ってくるまで待ちます。ここで別れたら、私が悪者ですもの」

そうして始まった、離婚待ちの仮面夫婦生活。

だが、戦地から届く不器用な手紙。
帰らない夫を支える日々。
そして、傷だらけで王都へ戻ってきたベガを看病するうちに、アルタイの心は少しずつ変わっていく。

早く良くなってもらわないと、離婚できません。
そう言いながら、なぜか甲斐甲斐しく世話を焼くアルタイ。

一方ベガもまた、彼女を自由にしたいと思いながら、手放したくない気持ちに気づいていく。

これは、白い結婚から始まった仮面夫婦が、離婚寸前から本当の夫婦になるまでの、不器用で甘い政略結婚ラブストーリー。

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アルファポリス
アルファポリス2026/06/08
  • 現在の作品離婚寸前だったのに、なぜか溺愛されています ~白い結婚のはずが、傷だらけの辺境伯様を看病するうち本当の夫婦になりました~